【初心者向け】アマガエルの飼育方法、飼育セット、レイアウトを徹底解説

カエルと聞いて真っ先に思い浮かぶのがアマガエルでしょう。

実際にカエルをモチーフとしたアニメ・ゲームキャラもアマガエルがモデルになっているこが多いです。

しかし、そんなアマガエルもいざ飼育する立場に置かれると、分からないことが多く戸惑います。

ココガエル

僕自身、大人になって初めてアマガエルをガチで飼育したのですが、最初は分からないことだらけで失敗・反省が続きました。

結論から言ってアマガエルはカエルの中でも丈夫でたくましいので、知識を身に着ければ初心者でも気軽に飼育できます。

本記事ではアマガエルの特徴や生態を踏まえたうえで、節約重視かつ初心者向けの飼育方法についてお伝えします。

  • アマガエルに興味がある
  • 子どもがアマガエルを捕まえてきて飼うことになった
  • あまりお金をかけずにアマガエルを飼育したい
  • アマガエルの実際の飼育レイアウトや飼育セットを知りたい

このような方はぜひ読んでみてください。

この記事でわかること

アマガエルの9つの特徴

アマガエルの特徴

アマガエルを飼育するうえで、知っておきたい特徴は9つあります。

アマガエルの特徴
  1. ジャンプ力が強い
  2. 手足に吸盤があるので垂直の壁も簡単に登れる
  3. 繁殖期のほか、低気圧にも反応して鳴く
  4. 樹上棲のカエルだが田んぼなど水がある草むらでも生息する
  5. 大きさは20m~45mでメスのほうが大きい
  6. 鼻腔から目を通り鼓膜にかけて黒い模様がある
  7. 泳ぐことはできるがスピードは遅い
  8. 周囲の環境によって色を変化できる
  9. 皮膚の毒が他のカエルよ強い

アマガエルは水がある田んぼで見かけることが多く、水辺より陸地付近にいることが多いカエルなので、よく見かけることが多いカエルです。

小型ながらジャンプ力は高く、活発的で吸盤もあるため、飼育ケージの掃除の際によく脱走するカエルでもあります。

また周囲の環境に体の色が変わるので、捕まえたときは緑でも環境によっては一夜で灰色になったり、変化も楽しめます。

アマガエルの生息地と生態

草が茂る田んぼの用水路

アマガエルは生物学的にはアマガエル科、アマガエル属に分類され、全国に生息するニホンアマガエルと喜界島から沖縄本島にかけての南西諸島に生息するハロウエルアマガエルと2種類います。

本記事ではニホンアマガエルを主体で解説していきます。

アマガエルの繁殖時期は4月から7月であるため、田んぼに水が入るGW付近や雨の日にアマガエルの鳴き声を聞く人は多いでしょう。

繁殖期に産み落とされた卵は2~3日ほどで孵化し、1カ月ほどでおたまじゃくしからカエルに変態します。

10月を過ぎ朝晩冷え込むようになると、アマガエルは土に潜って冬眠の準備をします。

冬眠前は体力を蓄えるためにエサをたくさん食べるので、繁殖期が終わったあとでも田んぼ・池・用水路など水がある場所でアマガエルを見かけることができます。

アマガエルの寿命は5~10年ほどと体のわりに長いです。

長生きする理由として、成体後は代謝が緩やかになるからと言われています。

アマガエルに必要な飼育セット

アマガエルの特徴や生態について何となく分かってもらえたと思いますので、ここから本題の飼育について解説していきます。

まずはアマガエル飼育に必要なものを順に紹介していきます。

飼育ケース

アマガエルは身体が小さいことから、100円ショップなどで売られている小さなプラケースに目がいきますが、アマガエルは樹上性のカエルであるため、広さだけだけでなく高さにも余裕がある飼育ケースを選んであげましょう。

広さと高さが重要である3つの理由
  1. 地面より枝や葉っぱの上など高い場所を好むため
  2. ジャンプによる移動が多く、狭いと飼育ケースに顔をぶつけケガをするため
  3. 植物・登り木、水容器など設置するものが多いため

風通しが良ければ、飼育ケースの種類は、大型の虫かごでも水槽でも衣装ケースでも問題ありませんが、アマガエルは吸盤が発達しており、垂直の壁も軽々と登ってしまうので、蓋は必ず用意しましょう。

飼育ケースの型ですが、アマガエルは樹上性カエル(ツリーフロッグ)であるため、平面移動より立体移動をすることが多いので、高さに余裕がある飼育ケースにすると、アマガエルのダイナミックな移動を間近で見ることができます。

飼育ケースが狭いとアマガエルはケガをしてしまい、ケガは感染による病気の元になりやすいので注意しましょう。

それと飼育ケースの蓋の種類ですが、スライド式の場合、スキマにアマガエルが入ってしまい、開けるのに一苦労する場合があるので注意しましょう。

スライド式の蓋に挟まるアマガエル
ココガエル

スキマを愛するカエルは多いです。

幅300㎜×奥行200㎜×高さ205㎜
幅150㎜×奥行150㎜×250㎜
幅215㎜×奥行215㎜×高さ330㎜

床材

アマガエルは普段は葉っぱや枝や天井付近の壁にくっついていますが、定期的に地面にジャンプして降りてくるので着地の際のクッションの意味でも床材はあったほうが良いです。

床材としては以下のものがおすすめです。

  • 腐葉土
  • 水苔
  • フロッグソイル
  • ウールマット
  • キッチンペーパー

個人的におすすめの床材は、屋外飼育であれば以下6つの理由から腐葉土がおすすめです。

腐葉土がおすすめな6つの理由
  1. 腐葉土は値段がお手軽
  2. 湿りやすいので一定の湿度を保てる
  3. やわらかい土なので寒いときは手軽に潜れる
  4. カエルの尿を土が吸収してくれる
  5. 腐葉土に小さな虫が寄ってくる
  6. 植物を直に植えることができる

とくにアマガエルの場合⑤の利点は高く、カエル飼育の難点ともいえる生き餌の確保に腐葉土は貢献してくれます。(室内飼育の場合、⑤はデメリットになるので虫が湧くようであれば水苔かソイルに切り替えましょう。)

腐葉土を入れることはアマガエルだけでなく、カエル飼育者にとってもメリットがあるので必須品です。

腐葉土は1か月に1回、もしくは臭いがしてきたら入れ替えしますが、腐葉土は安いので金銭面の負担は少ないのもメリットの1つです。ただし腐葉土使用している農薬がカエルに害がある可能性があるので、心配であれば無農薬を選びましょう。

室内飼育ならば爬虫類用のヤシガラがおすすめです。

腐葉土のように虫を寄せず、室内で気になる消臭力も高いです。

植物

アマガエルは樹上性のカエルなので植物は必ず入れてあげましょう。

植物を入れることでデットスペースも活用できます。

植物も床材である土と同様に、アマガエルにもカエル飼育者にもメリットがあるため必需品です。

植物を入れるべき4つの理由
  1. カエルが姿を隠すことができる
  2. 土の中の余分な水分を吸収してくれる
  3. デッドスペースを減らせる
  4. フン尿の分解し水質を浄化してくれる(水草)

特に①番が重要です。

カエルが隠れる理由の1つが天敵から身を守るため。

隠れる場所があれば、カエルはその場所に身を潜め、落ち着くようになります。

ココガエル

カエルが落ち着かない場合、身を隠すものがあるか確認してみよう。

隠れるもう1つの理由が直射日光から身を守るため。

アマガエルはカエルのなかでは乾燥には強いと言われていますが、爬虫類と比較すると乾燥には弱いので、直射日光を遮る植物の存在は極めて大きいです。

設置する植物ですが、アマガエルに関してはポトスがおすすめです。

ポトスをおすすめな4つの理由
  1. アマガエルが数匹葉っぱに乗っても余裕で耐えられる。
  2. 直射日光をあてる必要がない
  3. 葉っぱが大きいので身を隠せやすい
  4. ホームセンターで安価(200円~300円)で入手できる

雑草でも良いですが、ポトスは見栄えも良く、日陰でも育ってくれるためコスパは良いです。

腐葉土は肥料をほとんど含んでいないため、植物を植える場合は培養土も混ぜておきましょう。

登り木

アマガエルはツリーフロッグといわれるカエルであり、自然界では草木に生息しているため、デットスペースを少なくする意味でも登り木は入れてあげましょう。

アマガエルは登り木が大好きなので、登り木の頂上部分によく座ります。

登り木に集まるアマガエルたち

登り木に集まるアマガエルたち

設置する登り木はショップで売っている流木セットでも良いですが、手軽に済ますなら公園に落ちている丈夫な木の枝でも十分です。

公園で拾ってきた木の枝を入れる場合、腐敗していないか確認したうえで熱湯消毒しておくこと。

自然公園法により国立公園にある物(木の枝含む)は採集して持ち帰ることはできません。

アマガエルは登り木でフン尿をすることも多いことから、登り木は劣化していく消耗品としてとらえ、予備も用意しておきましょう。

水容器

アマガエルは樹上性のカエルのため、トノサマガエルのように泳げるような広い水容器を設置する必要はありません。

容器としては百円ショップで購入できるタッパで十分です。

水容器の水は飲み水(皮膚から吸収)や体の乾燥を防ぐために利用されます。

またカエルは変温動物のため、真夏時には体温調整のため水に浸かることが多いです。

樹上性のカエルは泳ぎが下手な種類が多く溺死の危険性もありますが、アマガエルは泳ぎが上手なので、小型のトノサマガエルと一緒に買う場合は、深く広い水容器を設置しても問題ありません。

金魚網

金魚網を推しているサイトはあまり見かけませんが、あった方がよいです。

アマガエルを飼育していくうえで定期的に飼育ケージの掃除を行うことになりますが、アマガエルは吸盤もあるうえにジャンプ力も高いため、別カゴに移さないと間違いなく脱走します。

そのため、一旦捕まえる必要があるのですが、人の手の体温36度と高く、アマガエルの体温と差がありすぎると最悪ショック死する可能性があります。

またアマガエルの皮膚には毒もあることや、小柄ゆえに捕まえたときに内蔵に負担がかかることから、素手でなく金魚網で捕まえて移動させることをおすすめします。

捕まえ方は簡単で金魚網をアマガエルの前に置き、後ろから背中を押して金魚網に入れて移動させましょう。

金魚網はアマガエルの移動以外にも小型のトノサマガエル、ヌマガエル、エンマコオロギを捕まえる際にも役立ちます。

アマガエルのエサ

アマガエルのエサ

カエル飼育で一番大変なのがエサの調達です。

カエルは一般的に動くエサしか食べないことから、生きエサが必要となります。

アマガエルの主なエサは以下の通りです。

  • イエコオロギ(SS~Sサイズ)<ペットショップ>
  • フタホシコオロギ(SS〜Sサイズ)<ペットショップ>
  • 身近にいる小型コオロギ
  • 小型のショウリョウバッタやオンブバッタ
  • 腐葉土や植物に寄ってくるコバエや羽虫
  • ダンゴムシやワラジムシ(おすすめはワラジムシ)
  • ミルワーム
  • 小型のクモ

抵抗がない方は、海外のゴキブリであるデュビア(SS〜Sサイズ)やレッドローチ(SS〜Sサイズ)も選択肢に入れましょう。

ココガエル

コオロギよりゴキブリのほうが耐久力が高いため、ストック面ではゴキブリに軍配が上がると思いますが、僕は生理的にゴキブリがムリなので、ゴキブリは使っていません。

エサに迷った際は定番のコオロギを与えましょう。

爬虫類専門ショップに行けば確実に入手できますし、ちょっとした爬虫類を扱っているお店でもコオロギはサイズごとに販売されています。

また我が家のアマガエルはトノサマガエルやヌマガエルには不評のショウリョウバッタが人気でした。

ココガエル

小型のショウリョウバッタやショウリョウバッタに似たオンブバッタは、アマガエルと同じ草の上の生息することからエサの対象になるのでしょう。噛む力も弱いので安心でして与えられます。

エサのサイズですが、頭の50%~90%ぐらいを目安としましょう。

コオロギはリンが多く取れる反面、カルシウムが不足がちになるので、コオロギを与える際はカルシウムパウダーをコオロギに振って(ダスティング)、カエルにカルシウムを与えていきましょう。

ミルワームは栄養分が非常に高いのですが、リンも多く栄養が偏りやすいので、主食でミルワームは避けましょう。人間で例えるならミルワームはデザートのような嗜好品です。

アマガエルの飼育レイアウトと飼育方法

冬眠や冬眠前後以外の日常の飼育レイアウトや日々の飼育方法についてお伝えします。

真夏の暑さはカエルにとって脅威なので、風通しが良く、日陰となる場所に置きましょう。

アマガエルの飼育レイアウト(画像あり)

アマガエル飼育レイアウト

飼育ケース

虫かごを利用。

幅29センチ×奥行17センチ×高さ19センチ

床材

ホームセンターで購入した腐葉土を利用。

ポトスを直接植えているため、土の深さは5センチほど。

水容器

カブトムシの幼虫を譲り受けた際に購入したカップを利用。

水の深さはアマガエルが余裕をもって全身を浸かれる量です。

植物

ポトスを設置。

身を隠すときは葉っぱの下、日向ぼっこをしたいときは葉っぱの上と、スペースを有効活用できます。

鑑賞しにくいのでポトスは1つだけにして、空地スペースも設けてあります。

カップが小型なことと、水は毎日入れ替えを基本としているため、水草は入れていません。

登り木

近所の公園で拾ってきた木の枝を利用。

空地スペースの上に設置することで、デッドスペースを減らしています。

アマガエルの飼育方法

アマガエル飼育で行うべきことは5つあります。

  1. 霧吹き
  2. 水の入れ替え
  3. エサやり
  4. 飼育ケースの掃除
  5. 土の入れ替え

①霧吹き

霧吹きは1日2回行いましょう。

適度に霧吹きを行うことで一定の湿度を保つことができます。

ただし、湿度が高くなりすぎるのはアマガエルにとって良くないので、やりすぎは厳禁です。

また霧吹きはアマガエルに直接かけるのでなく、葉っぱや土にかけてあげましょう。

小振りな雨の日は霧吹きの代わりに外に少し出すのも良いです。

霧吹き時に飼育ケース内も見渡して、エサが亡くなっていた場合は、すみやかに遺体を撤去しましょう。

②水の入れ替え

水容器の水は可能であれば毎日。最低でも2日に1回は入れ替えしましょう。

理由として、カエルは水分を口からでなく水に浸かって体全体から吸収するため、水容器の水が汚いと弱ってしまうからです。

また水容器の水は流れがないことから細菌も繁殖しやすく、カエルも水の中で尿を出すことから、見た目以上に水は汚れています。

入れ替える水ですが、水道水はカルキが含まれているため、あらかじめペットボトルやバケツに水を入れてカルキ抜きの水をストックしておきましょう。

晴れた夏の日であれば2時間程度、冬の曇りの日でも2日置けば、カルキは十分に抜けます。

③エサやり

エサの頻度は幼体ならば毎日、成体ならば週2回ほどを目安にしましょう。

エサの量は1日当たり、対象となるアマガエルの頭の50%~90%のサイズを1匹。週2回の場合、1回につき3~4匹となります。

アマガエル幼体は成体と比較して代謝が高く、こまめな給餌が求められることから上級者向けです。

手間を省くなら1週間に1回、コオロギを放つだけでも大丈夫です。

土や植物があることでコオロギも身を隠せるので、すぐに完食されません。

コオロギが主食の場合、カルシウム不足がちになるため、コオロギにカルシウムパウダーを振りかけてあげましょう。カルシウム不足になると代謝性骨疾患(くる病や骨軟化症など)にかかるリスクが高まります。

与えるエサの量や頻度に関しては、情報を鵜呑みにせず、カエルの体を見て、痩せてきた、太ってきたで判断することも重要です。

ビタミンDは日光に浴びることで生成できるため、日光が当たる場所で飼育している場合はビタミンDなしを購入しましょう。カルシウムと違いビタミンDの過剰摂取はカエルの健康を害します。

④飼育ケースの掃除

アマガエルは吸盤があるため、あらゆる場所に移動できるのですが、厄介なことに壁にフンや尿をすることもあります。

飼育ケースの壁は土と違い浄化機能は備わっていないため、フンや尿を放置していると細菌繁殖の原因となります。

また、排泄物が気化することで発生するアンモニアは毒性が高くカエルの死にも繋がるため、週1回は壁・天井、登り木、葉っぱもキレイにしてあげましょう。

床材としてキッチンペーパーやウールマットを利用している場合は、飼育ケージの掃除の際に入れ替えしてあげましょう。

⑤床材(土)の入れ替え

土やソイルの場合、月に1回は入れ替え作業を行いましょう。

土やソイルはぱっと見ても汚れが分からないですが、フンやエサの残骸などで意外と汚れています。

水苔の場合も、カエルのフン尿を含んでいることから月1回は新品に取り換えておきましょう。

手軽なキッチンペーパーの場合は、フンは見つけたらすぐに撤去しつつ、週1回は取り換えてあげましょう。

キッチンペーパーを床材にしている場合、フン尿の気化によるアンモニア中毒の危険性があるので、こまめな手入れが求められます。

猛暑日の対応

気温35度以上はアマガエルにとって危険なので、本格的な暑さ対策が必要となります。

おすすめの対策は凍らせた容器を飼育ケースの中に入れてあげることです。

陸地に氷を直に入れる方法もありますが、植物や土がない場合、氷が一気に溶けて飼育ケースが一時的に高湿になるので注意が必要です。(土や植物があれば、植物の根付近に置いていきましょう。)

水容器に氷を入れる場合は、水が冷えすぎないように氷は小さいサイズにしましょう。

暑い日に水容器の水が冷えすぎると、水に浸かった際に外気との温度差で死に至る可能性があります。

アマガエルが天井付近に居座っている場合、氷を蓋の上におき上空から冷やすのも1つの方法です。

アマガエル飼育時の注意点5つ

ヌマガエルに食べられるアマガエル

アマガエル飼育には知っておくべき注意点もあります。

飼育してから後悔しないようにしましょう。

アマガエルの飼育時の注意点
  1. アマガエルの鳴き声は大きい(うるさい)
  2. 乾燥時のアマガエルの兆候を見逃さない
  3. アマガエルの皮膚には毒がある
  4. ケガや弱ったアマガエルは隔離する
  5. アマガエルは他のカエルからはエサ対象になる

アマガエルは鳴き声が大きい

アマガエルは小柄の身体にもかかわらず鳴き声はかなり大きく、屋外飼育でも家の中まで鳴き声が聞こえてきます。

またアマガエルの場合、繁殖以外に気圧の変化にも反応して鳴くため、他のカエルより鳴く機会は多いです。

そのため、屋内で飼育する場合や集合住宅で飼育する場合は、アマガエルの鳴き声も視野に入れなければいけません。

ただし、ネットで言われているほど、飼育ケースのアマガエルは鳴きません。

なぜなら、自然では自分の存在を知らせ繁殖するために鳴くのですが、飼育ケースではその必要はありません。

実際に我が家のアマガエルも鳴くことは少ないです。

どうしても鳴き声が気になるのであれば、鳴くことが少ないメスのアマガエルを飼いましょう。

ココガエル

アマガエルが鳴くのはリフレッシュしている証拠なので、飼育方法に自信を持ちましょう。

乾燥時のアマガエルの兆候を見逃さない

普段は天井付近や葉っぱや木の枝にアマガエルがいるのに、水場付近や湿っている床材の上にいる機会が多くなった。

このような行動は飼育ケースが乾燥しているサインです。

アマガエルは樹上性のカエルとは言え、魚類と爬虫類の間の両生類。

湿度が下がり乾燥した状態が続けば死にます。

すぐに霧吹きを行いましょう。

ココガエル

乾燥が気になるのであれば湿度計を設置しましょう。100円ショップでも売っています。

アマガエルの皮膚には毒がある

他のカエルも細菌から身を守るために皮膚に毒はありますが、アマガエルの場合はその毒がやや強いので、飼育ケースの掃除などでアマガエルを触れた際は必ず手を洗いましょう。

とくに小さな子どもが飼育している場合、アマガエルを触れた手でついつい目をこすったり、鼻をほじったりしてしまうので親御さんは注意しましょう。

アマガエルを触るだけなら害はないですが、粘膜に触れると痛みが伴います。

ココガエル

カエルだけでなく生き物はみなバイ菌をもっているので、アマガエルだけでなく生き物を触った後はすぐに手を洗うように心がけましょう。

ケガや弱ったアマガエルは隔離する

アマガエルを複数飼育している場合に気をつけることが細菌クラスターです。

飼育ケースは密で湿度も高く細菌は繁殖しやすい状態なので、アマガエルがケガをすると、そこから細菌が入り病気になる率が高まります。

感染しやすい病気にかかると他の元気なカエルにも影響が出てきます。

とくにアマガエルの場合、一か所に集まることも多いため、ケガや挙動不審なアマガエルは早めの隔離が求められます。

ココガエル

アマガエルを捕まえたときにケガをしていたら逃がしてあげましょう。また慣れない飼育ケース内で暴れまわることでケガをすることもあるので、毎日の霧吹きのときにアマガエルの状態を確認しましょう。

アマガエルは他のカエルからはエサ対象になる

田んぼでカエルを捕まえていると、アマガエルだけでなくヌマガエルやトノサマガエルも捕まることがあります。

注意したいのは、これらのカエルはアマガエルもエサの対象としているので、知らずに一緒に飼育すると、翌朝フタを開けたらアマガエルの数が減っていた事態に陥ります。

とくにヌマガエルは食欲旺盛で自分の体格の半分ぐらいのアマガエルにも食らいつきます。

他のカエルと同じ飼育ケースで飼う場合は、同じサイズのカエルだけにしましょう。

ココガエル

カエルは動くものをエサとみなしアマガエルも例外ではありません。

アマガエル飼育まとめ

アマガエル飼育まとめ

この記事ではアマガエルの特徴を踏まえたうえで、アマガエルに必要な飼育セットと飼育方法・注意点について解説しました。

アマガエルの特徴
  1. ジャンプ力が強い
  2. 手足に吸盤があるので垂直の壁も簡単に登れる
  3. 繁殖期のほか、低気圧にも反応して鳴く
  4. 樹上棲のカエルだが田んぼなど水がある付近の草むらにいる
  5. 大きさは20m~45mでメスのほうが大きい
  6. 鼻腔から目を通り鼓膜にかけて黒い模様がある
  7. 泳ぐことはできるがスピードは遅い
  8. 周囲の環境によって色を変化できる
  9. 体の毒が他のカエルよ強い
アマガエルに必要な飼育セット
  • 高さのある飼育ケース
  • 床材(腐葉土がおすすめ)
  • 植物(ポトスがおすすめ)
  • 登り木
  • 小型の水容器
  • 金魚網
アマガエルの主なエサ
  • コオロギ(SS~Sサイズ)
  • コバエなどの羽虫
  • ミルワーム
  • ダンゴムシやワラジムシ
  • 小型のクモ
  • 海外のゴキブリ
アマガエル飼育方法
  • 霧吹きは1日2回
  • エサは週1~2回。(幼体アマガエルは毎日)
  • 水の入れ替えは毎日か2日に1回
  • 飼育ケースの掃除は週1回
  • 土の入れ替えは月1回

アマガエルは身近にいるカエルなことから捕まえやすく、飼育においても他のカエルより負担は少ないです。

また、エサを食べたり雨の日に動き回る姿など、アマガエルの日常の仕草に癒される場面もあります。

しかし、飼育環境が整っていない状態で捕まえてしまうと、アマガエルがストレスを感じて弱ってしまうため、飼育環境を整えてアマガエルの飼育を開始しましょう。

当サイトでは自身の失敗を含む飼育体験談を元に、これからカエルを飼育する方に役立つ情報を発信していきます。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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